気が付けば秋も終わりそうな気配が・・・

10年くらい前に購入後
ずーっと色が気に入らなかった机を
アンティーク調にするために
今年の夏、遂に手を付けてしまいました
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が、完成まで本当に長い道のりで
素人が家具の色替えをするには
あまりにも勉強不足でした

私も人のブログを参考に
ようやく完成までたどり着いたように
いつか誰かの参考になればと
その一部始終をまとめたいと思います

まず、散々ネットで調べて
今の塗装をヤスリがけして、
塗料を塗るようにと記載されているにもかかわらず
手間を惜しんで、そのまま塗料を塗りました
それ自体は今回は問題なかったのですが・・・

結果、ヤスリがけ以前の問題で
アンティーク調とはほど遠い
チョコレートの固まりのような机に・・・
何かが大幅に違う

散々迷って、
遂にDIYスイッチが入ってしまい
2層になった塗装を剥がすことに

いろいろ調べた結果
サンデーペイントの「塗膜剥がし剤」という画期的な液体を発見
(違う名前で超強力タイプもあるのでご注意ください)
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これは、塗料を溶かしてヘラで削り取るタイプなので
それだけでは、もちろん綺麗にはなりません。
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大まか塗装が取れたあと
サンダーをお借りして全面削り上げました
すると、見事なパーティクルボードが出現
(小片化した木材に強力な接着剤で圧縮した木質素材)
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安い机だったのでこれは想定内...
足の部分だけ、ちゃんとした木目が現れたので良かったぁ〜
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で、ここまでは結局振り出しに戻っただけで
これからがスタートなのです。。。

まず、塗料は木の質感をいかすために「オイルステイン」
木目に見えるように、ハケをわざとバサバサにして
同一方向に塗りました
ココまではかなりいい感じ

このままだと、オイルステインの色が
服に付いたり、持ちもよくないようなので
木材を保護する為にも
仕上げのニス又はワックスを塗るのですが
ココでニスをチョイスしてしまったのが最悪の展開に・・・

ニスを塗った直後はツヤツヤでキレ〜だったんですが
2、3分後
板から吹き出した大量の気泡で真っ白に
木目どころか、目も当てられない姿に・・・キャー

もうこの机を諦めようかと思いました
でも、いくら趣味とはいえ
この安い机にいくら使ったと思ってるんだっと
自分に言い聞かせ、完全にニスが乾いた後に
一か八かで再度サンダーをかけてみました

するとどうでしょう
オイルステインは木に染み込む塗料なので
ニスの気泡部分だけ剥がして
色を残すことに成功しました

最終的に、布に付けて塗るジェルニスで全面を塗ったら
気泡は出ずにコーティングでき
光沢感を抑えたアンティーク感のある仕上がりに
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↓中はチョコレート色のまま
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この机は、散々な目にあった上
初ヤフオクで格安で手に入れた
本物のアンティークの椅子の方が立派すぎるという
かわいそうな結果になってしまったけど
なんとか理想に近づけた愛着深い机になったのでよかった
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